
朝顔の花言葉を、開いた花の数だけでは決められなかった
朝顔の花言葉を思い出そうとして、開いた花を一つずつ数えた。朝の湿った空気の中で、青い花が三つ、少し離れたところに白い花が一つある。昨日まで見えていた蕾も残っていて、数え終わる前に目がそちらへ移った。
朝顔の花言葉には、愛情や結びつきのような意味があるらしい。けれど、三つの青い花を見て「これだ」と決めかけたところへ、白い花が入ってくる。白だけ別の意味にするのも変だし、全部まとめてしまうと、色を分けて見た自分の手間が余る。
花の数をもう一度確認しようとして、いちばん端の葉を持ち上げるように目を動かした。そこには開ききらない花が一つ隠れていた。咲いている花だけを数えたつもりなのに、明日開くものまで数に入れたくなり、僕の基準は朝からかなり頼りない。
結局、花言葉は決めず、四つの花が見える向きだけ覚えておくことにした。青い三つの間に白い一つがある。その並びを見ながら、蕾の先が少しだけほどけているのを確認して、数えるのをやめた。








