ワークマンの軽量高反発シューズを履いてみた

梅雨の午後に雨が降る中、リビングの窓辺に置かれたワークマンの軽量シューズ

雨の合間に感じた軽さ

しとしとと降る弱い雨のなか、玄関で新しい靴の紐を少しだけ結びなおした。ワークマンの軽量高反発シューズ。2900円と聞いて、予想よりもしっかりした作りに目が止まる。外は湿気がこもり、体の中で少しばかり膨らんでいる気持ちがゆるく揺れたままだった。

足に馴染む、息がしやすい靴

履いてみると、靴の中がさっと風を通すように感じられ、蒸れとは縁が遠そうだ。地下鉄の改札を抜け、駅前の小さなカフェで立ち止まった。靴底が厚いのに軽やかで、足裏がいつもより柔らかく受け止められている。足の動きが自然になった気がして、一歩一歩に無理がない。

日常にさりげなく馴染むこと

つい先週までは梅雨入りをうらめしく思っていたけれど、こんな小さな変化があると、少しだけ日々が快適になる。悲鳴をあげそうな湿った空気も、踵が支える軽快な履きごこちに少し押されて脇に追いやられる。使い古されていない靴の匂いが、まだ心のどこかで期待を育てている。

こうしてまた、何でもない日の午後はすこしずつ形を変えていくのだろうか。雨粒が静かに窓を伝い、自分の足元の世界も同じように少しずつ変わっているように思えてならなかった。