シャッターの隙間
商店街の通りを抜けるとき、ほとんどの店がシャッターを下ろしていた。歯医者の看板だけが青白く光って、その下の自販機がぼんやりと浮かんでいる。シャッターの隙間から漏れる光を見つけると、つい足を止めてしまう。中では誰かが片付けをしているのだろうか。
路面の光
昨日の雨が残した水たまりが、街灯の光を映していた。アスファルトの継ぎ目に沿って、細い光の筋が伸びている。皆さんも夜道を歩くとき、こんな小さな光景に目を向けることがあるだろう。私はその光の筋を辿るように歩いた。
角の向こう
角を曲がると、コンビニの明るさが急に広がった。入口の自動ドアが開くたび、冷気と一緒に音楽が漏れてくる。店内を覗くと、レジの向こうで店員が雑誌を整理している手元だけが見えた。私はそのまま通り過ぎて、また暗い道へと向かった。
