橋の上の水たまり

昼の橋の上にある小さな水たまりと光の反射

橋の上の水たまりと昼の光

動きの変化

昼の橋の上には小さな水たまりがひっそりと広がっている。水面は空と高い建物の影を映し、風がないわけではないのに小さな波紋だけを静かに運ぶ。コンクリートの縁は冷たく、指先へと冷たさが届く。歩くたびに靴音が水膜を震わせ、光がほんの一瞬だけ金色に揺れる。周囲には人の気配が薄く、車の音だけが遠くで鳴っている。

動きの変化を追うと、水たまりは風の強さに合わせて小さく揺れたり、静まったりする。近づくたびに水の表面が薄く開いたり閉じたりし、光はその縁を滑るように走る。遠くの車の灯りが時々跳ね返り、昼の光だけを連れてくる。水たまりの縁を指でなぞると、微かな冷たさが掌に残る。

この瞬間は、私の歩幅と過去の道をそっと結びつける。水たまりが消える前に心の片隅で記憶の波紋が広がる。こんな昼の水たまりを前に、次にどんな光を追いかけるのだろうか。