新作グミの食感に気を取られる午後

午後の室内で差し込む薄曇りの光の中、手にグミを乗せている様子

手のひらの小さな違和感

霧がかった午後、窓の外はやわらかな雨粒が静かに落ちている。室内は少し湿った空気が漂い、カップに入った新発売のグミがひそやかな存在感を放っていた。そっと指で摘まむと、表面の細かい粉がわずかにひんやりと手に残る。咀嚼の準備をしながら、その軽やかでありながらも確かな感触に目を細めている自分がいる。

二つの新食感が交錯する

口にいれるとサラリとした粉の層が一瞬崩れ、すぐに柔らかいもちもちとした食感が追いかけてくる。噛みしめるたびに、ざらりとした小石が砕けるかのようなシャリシャリした歯ごたえが舌に伝わり、二種類の感触が絶妙に混ざり合っていく。いつのまにか、それだけに集中して呼吸が浅くなる。

日常の切れ間に紛れる瞬間

周囲の些細な音が遠のいていく。ただ静かに過ぎていく午後の湿度と微かな匂い。窓の外では静かに風が吹き、部屋の中のわずかな動きが影となって壁に揺れている。気づけば手はもう一粒を取り、次の一口をゆっくりと迎え入れていた。小さな感触の変化を確かめる間、何かがふわりと宙に浮いたような、そんな微妙な感覚だけが、そこにあった。