若葉が運ぶ、春の終わりの風
窓を開けると、春の終わりの柔らかな風が部屋に流れ込んできました。東京の街路樹も、いつの間にか瑞々しい新緑に包まれています。朝の光に透ける若葉の緑は、眺めているだけで、凝り固まった心が少しずつほどけていくようです。
静かな変化を愛でる時間
テーブルの上には、温かい飲み物を入れた陶器のカップをひとつ。その向こう側、庭の隅ではハナミズキが白く色づき始め、静かに季節の交代を告げています。派手な出来事はないけれど、こうした微かな変化に気づける瞬間が何よりの贅沢かもしれません。
急ぐ必要のない朝、ただそこにある自然の色を丁寧になぞる。そんな穏やかな時間が、今日を優しく彩ってくれます。
