鉢植えの葉
朝の光が鉢植えの葉に落ち、葉脈が銀色の縁をつくる。水滴は薄く張り付き、縁を伝ってゆっくりと落ちる。触れると葉の表面はざらりとした感触を返してくる。体温のような温もりを感じつつ、静かな台所の棚に視線を落とす。
水滴の痕
滴は葉の上を滑り、先端で一瞬だけ丸を描いてから地面へ落ちる。その跡は小さな虹のように光を拾い、葉と空の境界を結ぶ薄い線になる。日差しが移動するたび、葉の影も微かに動く。
風と光の間
風が窓の縁をかすめ、葉の端が揺れる。光がゆっくりと角度を変え、葉の陰影が小さく揺れては消える。こんな瞬間に、日常の室内にも季節の動きが触れていることに気づく。あなたの家でも、同じ朝の気配は感じられるだろうか。
