月額と年額のはざまで揺れる視線
スマートフォンの画面に映る契約プランの料金が、実際の支払い額とは違うことに気づいてしまう瞬間。DAZNのベースボールプランはひと月二千三百円と思っていたら、年契約二万七千六百円、しかも途中解約不可の説明が隅に小さく控えている。曇り空の窓の外と同じくらいぼんやりとした納得の先送り。
見落とされがちな「オフシーズン」のこと
スポーツのオフシーズンも料金は払い続けなければならない仕組みは、画面の数字を何度も見返すたびに重みが増していく。使い勝手の良さと裏腹に、どこか他人事ではいられない細やかなわだかまりをもたらす。手のひらがわずかに固まる。
日常に潜む契約外の息苦しさ
家の隅でスマホをいじりながら、気づけば自分の契約や知らぬ間の支払いについての考え事が輪郭を帯びてくる。契約の細部に潜む説明不足は、静かな日常の中に予期せず忍び込む小さなざわめきに似ている。あなたはそんな声を無視できるだろうか。
