朝の植木鉢の苔と静かな水音

朝の玄関先、植木鉢の苔に小さな湿り気が残る風景

植木鉢の縁、指先で確かめる

朝の通勤前、玄関先に置いた植木鉢の苔が、昨日より少しだけ沈んで見える。水やりのあとには強く揺れるのに、今日は揺れない。代わりに、どこかで小さく水が鳴る気配だけが近くなる。

濡れた空気、光の当たり方

薄曇りの光が、苔の段に筋をつくる。覗き込むほどでもなく、鉢の縁をそっとなぞる。土の冷えがほどけていくのを待つみたいで、手は急がない。

今日の小さな問いかけ

こういう変化って、忙しい日は見落としてしまう。あなたは、朝の小さな手触りをどれくらい拾えているだろう。