見知らぬ駅のホーム
うっすらとした雲が空を覆う新緑の季節、電車の揺れに身を任せていたら、いつの間にか目的地を通り過ぎていた。降りたホームには見覚えのない駅名標が静かに立っている。
慌てない心
普段なら焦るところだが、今夜は違う。ベンチに置かれた誰かの鉛筆を眺めながら、この小さな道草も悪くないと思う。あなたにも、こんな予定外の時間を楽しんだ経験はないだろうか。
ひんやりとした夜風が頬を撫でていく。友人たちとの楽しい時間の余韻が心地よく残り、乗り過ごしさえも今夜の思い出の一部になっていく。慌てずに次の電車を待つ、そんな余裕も時には必要なのかもしれない。
