手のひらに収まる薄さとサイズ
雨音が遠く聞こえる午後、机の上に新しく買った電子メモパッドを置く。小さめの手帳ほどのサイズで、軽やかに手のひらにおさまる。ペン先の強さで線の太さが変わるというのは、確かに面白い。いつものメモ帳の感覚とは違う、柔らかなタッチがここにある。
繰り返し使うための耐久性
なんと約五万回の消去に耐えるとのこと。そんな数字をぼんやり思い浮かべながら、何度も書いては消す作業を繰り返してみる。消した瞬間、画面にざらつきを感じるけれど、それも味わいのひとつだろうか。指先に伝わる繊細な感触が、なぜか離せなくなってしまう。
磁石の意外な弱点
冷蔵庫に貼り付けて使いたいと思い、そっと背面の磁石を試すが、ひょいっと剥がれてしまった。その小さな磁石は、あっけなく力尽きて外れた。残念ながら、そこに少しだけ心が揺れる。便利さと脆さの間で揺れるこの一枚は、ただの日用品以上の存在感を見せている。
